 韓国と日本、実用と鑑賞、古代と未来、HIGHとLOW、虚と実、作意と無作為等々、いずれ『名』を与えられるかもしれないその間(あわい)を『コトバの言葉』でなく、『モノの言葉』を以てその存在を証明する他はない。そんな決意で、私は創作を続けています
(金理有・DMより)
へうげ十作が誇る街頭戦士・金理有個展のお知らせです
今夏開催の目黒・クラスカ〈へうげて、暮らすか〉でも、
野心的超合金趣、鋼鉄趣、錬金術趣が注目を集めました
DMに掲載されている鋼の「眼」は金自身の心の眼
まさに虎視眈々、母校・大阪芸大のアトリエで世界を睥睨中也
そもそもやきものとは、陶芸とはなにか、アートとはなにか
理屈をこねたらキリはない、一言で片付けるのも釈然としない
金理有はコトバの定義やら概念を一から問い直し、
いかなる「国境」をも乗り越えようとしている
「俺キングダム」の王たらんと格闘する姿に、
「それがあなたなのです」利休の遺言をふと思い出した次第
ヤンキーではなかったが、ヤンチャした時期もあるという
少々ヤバい先でバイト中、強盗と遭遇などなど、逸話も多数
オレはこのままでエエんか……と関西弁で思い悩んだ果て、
金理有は自己表現の手段として、立体、陶芸と出会った
一人の作家が生まれる陰には、人生いろいろです
『へうげもの本編では古田織部@朝鮮がやきもの革命に邁進中
空前絶後、一見で腹よじれる器がまもなく誕生します
へうげ戦士の核弾頭・金理有こそ織部の後裔のひとり
この機にぜひ、ボーダレスな「豪物」をご覧くだされ
【金理有展 色即世代】(DM photo : TAKU SAIKI)
会期:2009年10月3日(土)〜17日(土)
会場:表参道・ギャラリーTAO
東京都渋谷区神宮前4-8-6 メープルハウスBF
東京メトロ表参道駅A2出口より徒歩3分
営業時間:12:00〜18:30 日・月休廊
*初日10月3日(土)17:00〜18:30、オープニングパーティーあり
入場無料 どなたでも参加できます
|