栃木県益子の陶芸家〈二階堂明弘〉個展が東京・目白で開催中

先の〈へうげもの展〉では「土味」豊かなものが大好評との噂

北海道出身・二階堂明弘選手の作品も、風を知り空を知り土を知る

比較的厚ぶりな益子焼をシンスライスに変える革命児

第３回十作候補選手……の魅力をこの機にご堪能くだされ











｢やきものがファインアートであってはならない」

穏やかな風貌から繰り出されるコトバが熱い

既述のとおり、彼の掌から生まれる作品はひたすら薄い

存分に焼き締められた器体を弾けば、妙なる音が指先に響く

人よ土に還れとささやきかける、実に味わい深い作品が揃ってます

【二階堂明弘 展】

会期：12月６日（土）まで
会場：GALLERY〈FUURO（ふうろ）〉
　　　　東京都豊島区目白3-13-5 イトーピア目白カレン１F
　　　　JR目白駅徒歩２分
営業時間：11:00〜19:00（最終日は17:00まで）
作者在廊日：11月29日・30日　12月６日
＊二階堂明弘のうつわを用いた茶会あり
　　現代陶時「春の土を想えば」
　　　11月30日（日）　14:00〜19:00