京都府木津川市・ギャラリー〈うつわや悠々〉のスタッフ、

前田太一さんからご丁寧なメールをいただきました

この数日間、山田芳裕『へうげもの』を全巻繰り返し読んでくれたという

前田さん、なんて奇特なヒトなんだだありがとうございます

以下、頂戴したメールを引用します

「（前略）ブログに織部が愛した伊賀水指 銘「破れ袋」が書かれていましたので、あっ！ と思い（笑）メールさせて頂きました。当店は伊賀まで車で40分ほどのところにあり、今回、伊賀の若手作家・新学（あたらしまなぶ）さんの展覧会を10月11日から10月25日まで行います。丁度先日、新学さんと打ち合わせの際に伊賀水指 銘「破れ袋」の話で盛り上がっていまして、新学さんも古伊賀の伝統を受け継ぎながら、伊賀の持つアヴァンギャルドさを「現代の伊賀」として制作されている作家さんです（後略）」

｢新学」と書いて「あたらしまなぶ」

男と生まれたからには、伊賀焼しかないのである

新さんはそう、ココロに決めたにちがいない

伊賀焼ならではのガツンとした「器貌」に、

新さんのマグマの如き気魄を感じなければ男ではないのであります







五島美術館所蔵・「破れ袋」の説明は省きますが、

ひと目見た瞬間、究極の陰嚢……を連想させるのであり、

山田芳裕曰く、これぞ「へうげ」の極致であります

関西地区のへうげ同志の皆様、

｢破れ袋」同志・新さんの「男振り」をこの機にご照覧あれ






【「伊賀のデザイン」新学 作陶展】

会期：〜10月25日まで（会期中無休）
会場：Artshop Gallery うつわや悠々
　　　京都府木津川市州見台7-1-1
作家在廊日：10月12日（日）、15（水）、23（木）、25（土）
＊ネットでも展覧会作品の一部をご覧いただけます