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vol.696.男はつらいよ〜山田芳.. たち吉主催〈へうげ十作『...
「……千軍万馬の間を往来した武将で、大茶人で、しかも陶芸の指導者などといった特異な存在は、古田織部をもって、ただ一つとするのである。日本史上、とくに、戦国動乱の時代に、こんなみごとな教養人が生存していたのだということを、一人でも多くの方々に、認識してほしいと思った次第である。」(本書「まえがき」より) かような傑物でありながら、 同姓の別人と何百年も混同され、 「吉田織部」と誤記、誤認(苦笑)されてきた「古田織部」 「……古田織部などというと、その当時では、千利休と比べて、一般人には、まったくなじみの少ない史上の人物であった。陶芸のほうで織部といえば、少しは知られていたが、古田織部など、その存在価値さえ認められていなかった……」(同前) 安土桃山が生んだ不世出の「へうげもの」に、 おそらく初めて光をあてたのが、 戦国史、茶道史の泰斗・桑田忠親(1902〜1987) 終戦直後、『古田織部』と題する小冊子を人知れず出版 二十数年後、大幅に加筆の上『古田織部』(徳間書店)を上梓 さらに二十数年後、『古田織部の茶道』(講談社)と改題の上、文庫化 長く絶版状態となっていましたが、この度めでたく復刊 「名著」に歴史あり……です そもそも、山田芳裕はなぜ古田織部を描いてしまったのか 犯行……の動機につきましては、 現在発売中の〈芸術新潮〉4月号(新潮社)をお読みいただくとして、 千利休などに比べ、史料や著述に乏しい織部 わかんないコトだらけだな……と天を仰いだ矢先、 まさに足許、膝元の講談社資料室で本書を発見 オリベ研究家・久野治氏の労作『古田織部の世界』とともに、 砂漠のオアシス、大河の一滴、救いの神となりました 以来、なにかにつけて、困った時の桑田頼み 神様仏様桑田様、雨雨桑田雨桑田、桑田の前に桑田なし ついでにがんばれ桑田真澄……といったところ 『古田織部の茶道』は定価900円(税別) 『へうげもの』のおともに最強の一冊です 「復刊」ついでに、もう一発 山田芳裕が千利休&小堀遠州のイラストを描いた、 『知らないと恥ずかしい! 日本建築、デザインの基礎知識。』が、 マガジンハウスより発売中 昨夏刊行の〈CasaBRUTUS〉78号の同名特集が大好評 たちまち増刷にもかかわらず、たちまち品切れ 特別編集ムックとして、新たに刊行との噂 『へうげもの』読者の皆様はもちろん、 「猫村さん」ファンも必見……と申さざるを得ないでしょう 美麗なるオールカラーにて、定価1000円也(税込) *リンクの際は↑このバナーをどうぞお使いくだされ 【おことわり】 ☆当ブログはモーニング編集部の作品担当者が管理しています 山田芳裕本人は記事を一切書いておりません あしからず 【関連サイト】 ☆ebookJAPAN山田芳裕特設ページ ☆週刊モーニングオフィシャルサイト〈e-1dayモーニング〉『へうげもの』 ☆モーニング25周年スペシャルサイト ☆Yahoo! JAPANモーニング創刊25周年総力特集 ☆同・公式ブログモーニング編集部便り ★このブログへのご意見、ご感想、 作家と作品に関するお問い合わせはこちらからどうぞ!! ★トラックバック&リンク、大歓迎です ガンガンしてください Tecnorati JAPAN タグ: 桑田忠親 古田織部の茶道 CasaBRUTUS みんなの桑田忠親をまとめ読み
「……古田織部などというと、その当時では、千利休と比べて、一般人には、まったくなじみの少ない史上の人物であった。陶芸のほうで織部といえば、少しは知られていたが、古田織部など、その存在価値さえ認められていなかった……」(同前)