9月8日付・当ブログのアクセス
懐石解析結果から、
検索キーワード例をご紹介します
(あまりにも小ネタだ……)。
1位 へうげもの
2位 古田左介
3位 古田佐介
4位 へうげ
5位 吉田織部(以下省略)
先日ご紹介した桑田忠親著
『茶道の歴史』に、
古田織部=左介の「影」として、
「吉田織部」が登場します。
改めて
「吉田織部」を検索したところ、
175件がヒット
(Google)。
この国にはけっこう大勢
「吉田織部」がいたのです。
故意に
「吉田織部」と記した例は見当たりませんでした。
「吉田左介」ではわずか
1件。
左介のいかんともしがたい存在の軽さが推測できます。
かくなる上は、
吉田を古田にしてしまえ。
大槻ケンヂのような野望を抱くとどうなるのか。
逆の例(吉田⇒古田の誤記)を調べてみました。
「各界著名吉田」には、下記のような方々がいます。
吉田兼好、吉田松陰、吉田茂、吉田義男、ジャイアント吉田、
吉田拓郎、吉田照美、吉田美奈子、吉田美和、吉田戦車、吉田栄作、
吉田秀彦、吉田豪、吉田佐吉etc.
一例として
「古田兼好」の検索結果は
5件、
「古田戦車」は
7件でした。
考察の結果、
「古田」を
「吉田」と誤る例は多いが、
「吉田」は
「古田」に凌駕されないと判明。
古田織部が吉田織部じゃ、日本の文化レベルは低すぎる。
上掲書の著者はいたくお嘆きですが、
いやいや、ムリもない誤りと言えそうです。
むしろ
「吉田織部」「吉田左介」のヒット数がガンガン増えるよう、
願ってやみません。
現場からは以上です。
古田吉田兼好・作/佐藤春夫・訳
『現代語訳・徒然草』(河出書房新社)
古田吉田戦車『吉田観覧車』(講談社)
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