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vol.705. 細川ガラシャ〜山田.. 老いたか秀吉。地雷を踏み...
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「もともとは土のかたまりだった、そんな器がつくれたら、と常々思っています。その中に山川草木をいれてできあがる『風景』。そして、その『佇まい』を感じていただければと思います」(横山拓也/DMより) アートに走らない。用の美を謳わない。権威に媚びない。使い手におもねらない。なにゆえこんなにひねくれているのか本人にもわからない。ツイッターのやり方を教えてあげたら制作の合間にひたすらつぶやき続けている。遅れて来たサヨク青年とでも云うほかはない。作風もわがままで不親切であるがゆえ、使い勝手のよさをよしとせぬ偏屈者に愛される。若手激陶者集団・へうげ十作の主力、横山拓也とはそういう男です。 ギリシャあたりの乾いた景色を思わせる白。『へうげもの』の登場人物・長次郎を彷彿とさせる黒。いずれも重量感のある土のかたまりにして、文明=機械よりも文化=人の営みを信じる意志の塊である。「オレ」にしかつくれないという誇りが、「オレ」にしかわからないという共鳴をもたらす。横浜生まれながら多治見暮らしが長いためか、中日ファンの横山。彼こそは陶芸界の落合博満なのかもしれない。岐阜エリアの皆さま、竜党の皆さま、横山の個展へお出かけくだされ。「オレ流」のうつわはクセになりまする。 【横山拓也展】 会期:2010年9月19日(日)〜26日(日) 会場:岐阜・画廊 光芳堂 岐阜市梶川町1番地 JR岐阜駅より本町1丁目バス停下車徒歩3分 大仏前バス停下車徒歩1分 営業時間:10時〜18時 会期中無休 タグ: 横山拓也 へうげ十作 岐阜市 みんなの横山拓也をまとめ読み 0 Tweet