このブログの更新通知を受け取る場合はここをクリック
作者の編集部も吃驚仰天。古田織部のご.. 古田織部の子孫...
vol.690. 絶体絶命、S.O... 文禄・慶長の役で日本軍を...
vol.563. 上田宗箇作 赤楽茶.. 『へうげもの』が誇るいじ...
祝・最強の『へうげもの』副読本復刊!.. この本が「絶版」とは...
vol.860. 講談社文庫版『へう.. 日本全国お暑うございます...
vol.365. 史上最大の誤算〜へ.. 前回,伊達”バリバリ”政...
フェイスブックに移行してます 平素ご愛読ありがとうござ...
vol.705. 細川ガラシャ〜山田.. 老いたか秀吉。地雷を踏み...
vol.752. 「細川家展」応援特.. [おことわり]4月20日...
『センゴク』仙石秀久と『へうげもの』.. 同じ時代を推定150...
利休がギリギリまで狭めた茶室を、織部はゆるゆると広くした。もともと広間での茶が基本だったので、いわゆるひとつの原点回帰を図ったことになります。ウサギ小屋に住んでいる現代人の感覚からしても、利休の間取りは狭過ぎた気もするし、単なる反動とか揺り戻しだったのかもしれない。廃れつつあった「鎖の間」の復活も織部から。広間と茶室の中間に位置するスペースを用いることにより、茶席にバラエティ、バリエーションを演出したと言われているようです。 ホントのコトは誰にもわかりません。そこで山田芳裕、今回も直観に基づき、独自の仮説を提示させてもらいます。空間の広さと居住性、人間の行動とその限界性について、上田左太郎を助手に古田織部が実験。被験者、モニターは伊達政宗&佐竹義宣の従兄弟コンビ。武家の茶創出にあたり、理想のアメニティを検証します。茶の湯のデザインが日本人のライフスタイルを決めました。道具の意匠を定めたのが利休なら、建築の基本は織部であると、山田&『へうげもの』は確信しておりまする。たてもの&デザイン関係者の皆さま必見の第百二十三席「部屋と対決と鎖」、どうぞお見逃しなきよう。 単行本第11服は7月23日(金)発売予定。編集作業がほぼ終わりました。毎回オンリーワンにこだわるカバーの色はワインレッド。山田ごのみの色彩を現出すべく、デザイナー・シマダヒデアキ(L.S.D.)が粉骨砕身の最中です。ラグジュアリーな装丁にどうぞご期待くだされ。 タグ: 古田織部 千利休 伊達政宗 みんなの古田織部をまとめ読み 0 Tweet