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前回の慶長伏見地震,さすがにギャグにはできませんでした。山田芳裕,古田織部夫妻再起への祈りを込め,大真面目に災害のドラマを描いたつもりです。もしも不快な点がありましたら,なにとぞお許しください。 さて,1596年夏。神も仏もないとはこのことぞ。伏見城が烏有に帰し,秀吉は方広寺の大仏に八つ当たり。明との和睦の使者をば大坂城千畳敷に迎え,ヤクザよろしく手打ち成るかと思いきや,日本はどこまでも中華皇帝が臣下也。今も昔も変わらぬものは,国際情勢五里霧中。外交下手は日の丸ニッポンのお家芸なのか。日明朝,三国を手玉にとり,暗躍を続ける小西行長&沈惟敬の真意とは。第百十七席「日輪ラプソディ in ブルー」,モーニング17号に登場です。 日輪の子・秀吉の懊悩をよそに,織部は伏見の自邸「うぎゃあ」再建に余念なし。この「新うぎゃあ」から,茶王・織部,やきもの王・織部の伝説が生まれることになりますが,それはまた別の話。織部亡き後,日本数奇界をリードする小堀作介(のちの遠州)の,類い稀なる才が芽を出す今回の物語,小堀流,遠州流の皆さまのみならず,茶の湯者必見にございます。 画像はシマダヒデアキ(L.S.D.)による新作へうげグラフィックほか。まもなく3月26日より開催の,広島は茶道上田流和風堂春の特別公開にて展示予定。若宗匠・上田宗篁氏の茶席ではへうげ十作精鋭七名の茶碗を使用。皆さまどうぞお誘い合わせの上お運びくだされ……と言いたいところなれど,申し込み多数につき,すでに受付を締め切りました。せめて当ブログにてご覧いただきたく,ご紹介する次第です。蒙御免。 タグ: 古田織部 上田宗箇 茶道上田流 みんなの古田織部をまとめ読み