vol.563. 上田宗箇作 赤楽茶.. 『へうげもの』が誇るいじ...
vol.690. 絶体絶命、S.O... 文禄・慶長の役で日本軍を...
作者の編集部も吃驚仰天。古田織部のご.. 古田織部の子孫...
vol.365. 史上最大の誤算〜へ.. 前回,伊達”バリバリ”政...
vol.705. 細川ガラシャ〜山田.. 老いたか秀吉。地雷を踏み...
vol.772. 猛虎襲来〜山田芳裕.. 「是が非でもこの地を領す...
『センゴク』仙石秀久と『へうげもの』.. 同じ時代を推定150...
vol.752. 「細川家展」応援特.. [おことわり]4月20日...
vol.465.へうげ十作〈桑田卓郎.. 未だ好きも嫌いもいえない...
vol.364. 申翰均『井戸茶碗の.. 天下一茶碗は雑器なのか祭...
その昔,「鯰」は地震の代名詞。1586年,琵琶湖の鯰が異変を告げるや,天正大地震が発生。大災害を経験した秀吉は,城郭工事のたび「鯰大事」と入念な地震対策を指示。そして1596年夏,京の町に流れ星やら「白い髪の毛」やらが降った矢先,近畿の広い範囲で慶長大地震が起こる。堅牢なハズの伏見城もあえなく倒壊。同時多発的大規模土木工事に朝鮮出兵,権勢をほしいままにする秀吉への「天罰」だと,巷では怨嗟の声が上がったという。 いかなる天才も天災には勝てぬ。呆然とする秀吉一家を救ったのは,朝鮮での暴走を咎められ,強制召還,蟄居中の加藤清正。さすがはカンムリワシ……ちょっちゅねとばかり俊敏なフットワークを発揮。足軽三百に梃子を持たせて緊急出動。被災者の救助に獅子奮迅。さすが虎坊……とオトコを上げ,処分を解かれたという。この際の大活躍を題材としたのが歌舞伎『地震加藤』と山田芳裕『へうげもの』。 捨てる神あれば拾う神あり。一切を失った古田織部の希望の光とは? 第百十六席「Mr.BRAND NEW DAY」は,モーニング3月11日発売号に登場。大惨事世界大変。織部が飛んだ日。頑張ろう,織部! 実際に被災した方々の気持ちを想うと,いくらギャグ漫画とて,うかつに笑いにはできません。日本地震史を語る上で欠かせない一幕を,一所懸命描きました。今回は大真面目にお読みいただきたい。 先日,山田芳裕と細川護煕元総理が対談を行いました。来る4月20日より東京国立博物館で開催される〈特別展 細川家の至宝〉とのタイアップ企画です。初代・細川幽斎を描くにあたり,護煕氏のお顔を拝借した山田。元総理はご立腹や否や。その答えは,モーニング4月8日発売号をご覧くだされ。表紙,巻頭カラーでドドンと登場します。今から乞うご期待。 タグ: 豊臣秀吉 加藤清正 地震加藤 みんなの豊臣秀吉をまとめ読み