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山田芳裕『へうげもの』第10服刊行記念祭の会場は、浅草橋・ルーサイトギャラリー。戦前戦後、一世を風靡した芸者歌手・市丸旧邸です。かつて芸者さんがレコードを出し、歌謡界の頂点に君臨する時代があった。ヒット曲を連発した功績を称え、ビクターの社長がポンと……家を買い与えた。花柳界と宴会風俗の隆盛ぶりがよくわかるエピソードか。 『へうげもの』も市丸姐さんに敬意を表し、似非わび数奇者・一品更屋プロデュース「昭和ブルース茶会」を開催。ギャラリーの小間に「さかバーへうげ」を設え、本物のバーマダムがお客様をもてなしました。酒と肴と抹茶とお菓子と世間話。酔いが回れば一味同心。四十八種類の絵カード入り・サラダおかきとカストリ雑誌で話も弾む。我流邪道の自由形茶席、これぞ織部流なごみの極致……とは云わないが、お客様その一・某茶道師範にも意外や好評でした。 茶の湯は『へうげもの』の主要テーマなれど、なにぶんにも門外漢につき、係わり方がむずかしい。カジュアルと笑いがへうげ流と心得、関連イベントではひたすらフリースタイルに徹しております。作法にこだわらず、三枚目を貫き、シロートでもいますぐたのしめる「わびわび」の茶の湯、とりあえず我らに分相応のへうげ茶を、今後もシコシコ続けます。またの機会をお待ちくだされ。 会期は1月29日(金)まで。平日につき、ご多用中とは存じますが、織部の末裔たちの熱陶を、見て触れて、お買い求めいただければ幸いです。 タグ: ルーサイトギャラリー 一品更屋 市丸 みんなのルーサイトギャラリーをまとめ読み