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昨年2009年から「へうげ十作」に参戦してくれた若き熟達・山田想(30)。祖父は国指定重要無形文化財保持者・三代山田常山。なにかにつけては「人間国宝の孫」。常滑焼を代表する名窯五代目をいずれ継ぐべき宿命。あらかじめ「箔」が附された立場にいると、さぞや苦労が多かろう。かように推測する次第です。 常滑といえば朱泥の急須。家庭に一つの定番ゆえ、かえって面白みに欠ける印象がありました。某所でその魅力と機能性の高さを教えられ、ほどなく山田想の作品を入手。スタンダードな意匠に刻まれた独自の痕跡。伝統に裏付けられた使い心地。改変しようのない定型との格闘を勝手に感じ取り、自宅で煎茶を喫む際は、もっぱら山田の朱泥と相成りました。やきものに対する評言も、お茶の正しいいれ方もよく知らぬものですから、言葉足らずで申し訳ございません。 とにかくです、伝統と現代の架け橋・山田想が、NHK-BS2〈器夢工房〉に出演します。「へうげ十作」では、新里明士、青木良太、栢野紀文につづき4人め。放送は1月24日(日)午前6時20分から。題して「急須にこめる思い」。緻密な技を磨き続けるヤングブラッドの横顔にふれてみてくだされ。よい急須は立つという説があるらしい。これからは、「急須」といったら山田想。本人になり代わりまして、ご視聴よろしくお願いします。 タグ: 山田想 へうげ十作 器夢工房 みんなの山田想をまとめ読み