vol.563. 上田宗箇作 赤楽茶.. 『へうげもの』が誇るいじ...
作者の編集部も吃驚仰天。古田織部のご.. 古田織部の子孫...
vol.690. 絶体絶命、S.O... 文禄・慶長の役で日本軍を...
vol.705. 細川ガラシャ〜山田.. 老いたか秀吉。地雷を踏み...
vol.772. 猛虎襲来〜山田芳裕.. 「是が非でもこの地を領す...
『センゴク』仙石秀久と『へうげもの』.. 同じ時代を推定150...
vol.365. 史上最大の誤算〜へ.. 前回,伊達”バリバリ”政...
優勝は丿貫!?〜『へうげもの』掲載号.. 茶の湯ワールドシリー...
vol.810. 新日本ハウス
vol.632. 目黒・クラスカ〈へ.. 初日(7月31日)利休葬...
黄金週間は瞬く間に終わってしまいましたが、 〈へうげもの展 at TACHIKICHI〉は5月12日(火)まで開催中 平日はさすがにヒトが集まらんだろと思いきや大健闘が続き、 9日(土)は予想を超える人出&売り上げだった模様 京都の目抜き通りで異彩を放ったコラボ展、ラストスパートです (作品画像は横山拓也、大村剛、李政錫の順/撮影:たち吉スタッフ) 9日在廊の二階堂明弘は地元・益子陶器市に出品後、 相模原市の実家でお母さんをピックアップし、 すぐさま京都へと6百km超を約9時間で走破 陶芸家のフットワークの軽さをまざまざと見せつけました 10日日中も在廊し、再び東京へ向かう予定です 既報のとおり、鈴木卓〈黒錆〉シリーズに加え、 「やきもの」の王道をゆく二階堂作品も大人気との噂 若手陶芸家の一番星・青木良太は案の定激売れ 常滑焼の若き旗手・山田想の朱泥茶器、 織部焼の豪毅を今に伝える大江憲一の諸作品も絶好調 横山拓也、大村剛、李政錫の熱陶も在庫僅少 先日朝日放送に出演した横山は立教大学陶芸部出身 文系高学歴陶芸家のハシリともいう 堅実に就職した同窓生と会うたび、少し後ろめたいという横山 後進に道を拓いた先駆者よ胸を張れと肩を叩きたいキモチです 思えば去年の今頃、山田芳裕と担当は韓国におりました 釜山をフリダシに6日間で約2千数百kmのけっこう強行軍 コーディネート&運転を引き受けてくれたのが李政錫 梁山、慶州、安東、河東、麗水など、各地での思い出が、 李のへうげた作品とともにありありと思い出されます 日本人の作家とはかなり異なる造形感覚、絵付の面白さ 朝鮮伝統の白磁を現代的な解釈で気ままにリミックス 陶片をアレンジしてふたたび甦らせるなど、大胆な作意が光る 写真の作品はブローチですが、お手許で様々に転用自在 てのひらサイズにつき本展の記念にひとつ如何でせうか 黄金連休の京都を駆け抜けた〈へうげもの展 at TACHIKCHI〉 会期は残すところ、あと三日間となりました 古陶の美術展だと思った方、いわゆる漫画展だと思った方 肩すかしを食わされた面もあったことでしょうが、 へうげ十作の現代陶とのコラボこそ、へうげ流だと考える次第 主人公と作者の背景へと誘う本展、最後までよろしくお願いします タグ: 横山拓也 大村剛 李政錫 みんなの横山拓也をまとめ読み