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vol.365. 史上最大の誤算〜へ.. 前回,伊達”バリバリ”政...
vol.563. 上田宗箇作 赤楽茶.. 『へうげもの』が誇るいじ...
vol.690. 絶体絶命、S.O... 文禄・慶長の役で日本軍を...
作者の編集部も吃驚仰天。古田織部のご.. 古田織部の子孫...
vol.860. 講談社文庫版『へう.. 日本全国お暑うございます...
vol.705. 細川ガラシャ〜山田.. 老いたか秀吉。地雷を踏み...
浅井茶々さん、おめでたですね〜『へう.. 男は「諦め」の境に達する...
小田原・石井商店 ピーナッツハウス .. 「北条五代祭り...
フェイスブックに移行してます 平素ご愛読ありがとうござ...
vol.818. 山田芳裕推薦図書 .. ホント久々に作者に係わる...
vol.594.でご紹介した新へうげ十作〈竹内紘三展〉は、 東京表参道・"ギャラリーTAOで好評開催中です 風化する自然や廃墟を思わせる白い「破陶」とは、 作家が既成の殻を突き崩そうとする「破闘」にして、 見る者の胸に名状し難い「波涛」がうねりまする 会期は5月16日(土)まで *京都〈へうげもの展 at TACHIKICHI〉速報は、 たち吉期間限定〈へうげもの展ブログ〉をご覧ください このオブジェがほしい……と思っても、 懐具合、住宅事情がなかなか許さない 需要と供給の極端な不均衡により、 陶芸家はオブジェでは容易に飯が食えない 「芸術」にとって、日本は生きにくい国のようです 竹内紘三もまた、理想と現実のジレンマに悩む作家のひとり このところ専らうつわをつくり続けてきた 決して「用の美」を否定するワケではなく、 それはそれで高い評価を得ていても、何かが違う 今回満を持して、必殺技の「破陶」を再び放ちました 作り手の意図も見る側の感想も抽象的ではある 二者の間に阿吽が生まれた時、オブジェに生命が宿る 断裂した陶のキューブに作家の自意識を読み取ることも可能だし、 風化をイメージしたであろう「白」には、 無垢な精神と自然への崇敬を感じることもまあできるワケです 的外れで当て所ない想像を巡らせているうち、 不可思議な立体がすっかり心を占めている 竹内の「破陶」がどうにも欲しくなりました ウソだと思ったらギャラリーで直接お確かめください ちなみに価格も、ギャラリーで直接お確かめください タグ: 竹内紘三 へうげ十作 ギャラリーTAO みんなの竹内紘三をまとめ読み