1585年8月下旬、大阪城内山里丸。
一輪の
朝顔、そして
「利休」居士誕生。
正親町天皇をもてなす禁中茶会を控え、
天下人・秀吉と天下一茶頭・利休、両雄の間に恍惚と不安が横たわる。
利休プロデュース
「黄金の茶室」を一目みたい。
朋友・
上田左太郎を伴い、城内の一室へ忍び込んだ織部は、
日の本開闢以来、未曾有の「デザイン」を目撃した……!!
随一かつ唯一、もしくはナンバーワンでオンリーワン。
茶道史上あまりにも有名な「朝顔」の逸話。
その「真実」と、「わび」的革命同志の息をのむ激突を、
『へうげもの』的解釈でおたのしみください。
なお、サブタイトルの「原曲」はいうまでもなく
これです。
古田左介改め古田織部に次ぎ、今回から千宗易改め千利休。
これを記念……して、
オリベ研究家・
久野治氏の近著
『千利休より古田織部』(鳥影社)をご紹介。
利休曰く「後継者は織部」との説。
利休門人曰く「織部こそ不肖の弟子」との説。
師弟関係と織部への評価には諸説ありますが、
利休の教えを、織部はいかに継承し、変革したのか。
歴史に埋もれた男・織部を掘り起こしてきた筆者が、
ガラパゴス諸島のごとき
(?)男・織部像にまた一石です。
定価2310円(税込)。
【関連サイト】
☆ebookJAPAN山田芳裕特設ページ
☆週刊モーニングオフィシャルサイト〈e-モーニング〉『へうげもの』
☆モーニング25周年スペシャルサイト
☆Yahoo! JAPANモーニング創刊25周年総力特集
☆同・公式ブログモーニング編集部便り
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