福島県・郡山市立美術館で開催中の、
〈ジャパニーズ・ポップ〜信長・秀吉・家康、ファッションにみる桃山時代〉へ、
遅ればせながら行ってまいりました。
「天下人のおしゃれ、戦国武将たちの奇想天外」と銘打つとおり、
天下人は新奇な南蛮服を身につけ、
武将たちは斬新なデザインの変わり兜を愛用。
時あたかも大航海時代。
安土桃山は世界性にあふれたモダンな時代だなと、改めて思い至ります。
学ラン、特攻服、岡本太郎、近鉄バファローズ、草間弥生、
マジンガーZ、ダースベーダーetc.
(順不同)。
陣羽織のシルエットやキッチュな模様、変わり兜の堅牢なフォルムに、
ポップアートのみならず、ヤンキーファッションの源流をもかいま見るのは、
オレたちだけだろうか。
みちのく→京都、京都→みちのく、ルートの順序はいざ知らず、
「伊達男」のルーツは、伊達”独眼流”政宗だといわれています。
時代は下って、会津は「バンカラ」の一代名詞。
ここ東北福島で、「ジャパニーズ・ポップ」が検証されるのも、
あながちゆえなしとはいえまい。
郡山滞在わずか3時間。
Maxやまびこの二階席で、ワケのわからん妄想を語りながら、
そそくさと帰路についた次第です。
モダン、ポップ、キッチュ、伊達、そしてへうげ=ファニー。
古田織部の「へうげもの」ぶりは、より過激に加熱します。
なお、この企画展は
12月3日(日)までです。
ポップな遺伝子、もののふの魂が騒ぐ方は、どうぞお急ぎください。
*写真は加工してあります
【関連サイト】
☆ebookJAPAN山田芳裕特設ページ
☆週刊モーニングオフィシャルサイト〈e-モーニング〉『へうげもの』
☆モーニング25周年スペシャルサイト
☆Yahoo! JAPANモーニング創刊25周年総力特集
☆同・公式ブログモーニング編集部便り
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