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山田芳裕『へうげもの』&カレー沢薫『クレムリン』共同参加、益子陶器市が終了しました。へうげ十作・田村一が店主を務めるブースにお越しくださった皆さま、まことにありがとうございました。地震で大きな被害を受け、通年より会期短縮となりましたが、一番多い日は来場者8万数千人と聞いて、けっこうたまげました。編集部員のアカウント名・あだちょんは、子どもの頃両親に連れられて、益子陶器市の常連だったという。「ホントつまんなかったです。やきものばっかりなんだもん」。当たり前だよ陶器市だもん。 とにかくおかげさまで盛況でした。十作熱陶、予想以上に売れました。チャリティ的な意味合いで発作的につくった「乙」&「関羽」バッヂも望外の大反響。あれよあれよとめでたく完売にて候。売り上げの一部は謹んで寄附させていただきます。七日間、ブースを死守した田村。途中東京で担当Sを拾って美濃から駆けつけた大江憲一。京都〜常滑〜益子と一日12時間クルマを走らせた栢野紀文。エアコンの効かぬバンで大阪から飛んできた金理有。十作未参加ながら、ことに『クレムリン』宣伝に血道を上げてくれた庄司千晶。今回は個人ブースでの出店ながら、被災にめげず、こっちにも協力してくれた二階堂明弘。陶芸家各氏にココロより御礼申し上げまする。 掘り出し物が見つかるとともに、いろんな作家と出逢えるのが陶器市の魅力。田村商店の隣で出店していた安達健殿は、古田織部の故郷・岐阜県本巣市で制作。やきものの一大拠点・愛知県瀬戸市にて、古い長屋を改造した〈ギャラリーくれい〉を同僚作家と運営しています。画像の作品は土の風合いを生かすというより、土塊のゴツゴツした感じはどこか石器のようです。無骨に走らず、なおかつ、釉薬をかける際の親指の跡を残して焼くのが乙。個人的に魅かれ申した。 益子と並ぶ関東最大の陶芸地・笠間でも、恒例の〈陶炎祭(ひまつり)〉が行われました。「DASH村」でも知られる福島県・大堀相馬焼の窯元が出店。今回の大震災において、やきもの関連では最も甚大な被害を受けただけに、なおさら行かねばと思ったもののかないませんでした。益子、笠間、そして相馬。復興のために『へうげもの』ができるのは、うつわに対する関心を少しでも高めるべく、がんばることぐらいでしょうか。主人公・古田織部のライフワークに思いを馳せていただけたら幸いにて候。 タグ: 益子陶器市 へうげ十作 クレムリン みんなの益子陶器市をまとめ読み 0 Tweet